はい、どうもです。
ここでは、定期テストや大学受験で出題されるであろう内容をまとめております。
それでは見ていきましょう。
①マーシャル=プラン(ヨーロッパ経済復興援助計画)(1947)
・共産主義化防止のため、アメリカの援助によるヨーロッパの経済復興計画
・マーシャル=プランによるアメリカからの援助資金を受け入れるために、
欧州経済協力機構(OEEC)設立(1948)
OEEC:Organization for European Economic Cooperation
②ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)(1952)
ECSC:European Coal and Steel Community
・経済学者ジャン=モネの策を受け、フランスのシューマン外相が提唱し発足
・フランス・西ドイツ・ベネルクス3国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)・イタリアの間で、石炭・鉄鋼業の共同運営を約束
③ローマ条約(1957)
・フランス・西ドイツ・ベネルクス3国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)・イタリアの間で、以下2つの設立に合意した条約
ⅰヨーロッパ原子力共同体(EURATOM)(1958)
EURATOM:European Atomic Energy Community
・原子力の平和利用を共同で研究するために設立
ⅱヨーロッパ経済共同体(EEC)(1958)
EEC:European Economic Community
・加盟国相互の資本・労働力移動の自由化
↔このEECに対抗して、イギリスを中心にデンマーク・ノルウェー・スウェーデン・オーストリア・スイス・ポルトガルとともに、ヨーロッパ自由貿易連合(EFTA)結成(1960)
EFTA:European Free Trade Association
④上記3つの組織(ECSC・EURATOM・EEC)を統合し、ヨーロッパ共同体(EC)成立(1967)
EC:European Communities
・大市場の形成による経済の復興とヨーロッパの復権を目指す
⑤イギリス・アイルランド・デンマークのEC加盟→拡大EC(1973)
・ギリシア加盟(1981)
・スペイン・ポルトガル加盟(1986)
⑥マーストリヒト条約(1992)→ヨーロッパ連合(EU)の発足
EU:European Union
⑦決済通貨としてユーロ導入(1999)(20世紀)
・一般市民取引で統一通貨ユーロの使用開始(2002)(21世紀)
以上です。