だから、「今すぐやろう!!」
おあとはよろしいようで。はい、どうもです。
受験勉強や日々の勉強・学習などにおいて
「明日から頑張ればよいか?」
という感情が湧いてくる時があると思います。
私自身この考えは少しまずいのではないかと思っています。
もしかしたら受験勉強のスタートが大幅に遅れる場合が非常に多いので、ここでお伝えしておきます。
この記事では分かりやすく例として大学受験の事について書いていきますが、恐らく大学受験以外にも資格試験や仕事などにも当てはまる考え方では無いかなとは思います。
(1) 「明日から勉強しよう」と考えている人は「先送り体質かも」
少し厳しいことを言いますが、
「第一志望が決まった」
「大学進学を視野に入れた」
段階で将来的に必ず受験勉強をしなければいけません。
受験勉強をしなければいけないと分かりきっているなら、今からすぐに勉強を始めたら、非常に大きなアドバンテージを得ることが出来ます。
そんなことは分かりきっている事だと思います。
そもそも「明日から始めよう!」と思う人は、潜在的には「先送り体質」があるかもしれません。
これだけでも危険です。
何でもそうなのですが、「○○するぞ!」と思った瞬間からスパッと始めることは非常に難しくて、多くの人はできません。
(2) 物事を先送りするのは、ほとんどの人がしがちである
この「先送り体質」というのは「行動経済学」の分野で、ノーベル経済学賞を受賞したダニエル=カーネマンが「現在バイアス」という考え方で提唱しています。
(もし興味がある人は、「現在バイアス」をgoogleで調べたり、行動経済学に関する本を読んでみてください。経済学の中でも特に人の行動に焦点を当てた分野なので、非常に読みやすいと思います。)
この「現在バイアス」によると、ほとんどの人は将来の事よりも、現在の事に価値があると考える傾向にあるという事です。
例としてはダイエットや宿題が挙げられる場合が多いです。
ダイエットをしなければいけないのに、目の前にあるお菓子を食べてしまう、
また宿題をしなければいけないのに、好きなテレビ番組やYouTube動画を見てしまう、
などです。
なので将来するであろう大学受験の対策をするために、ある程度強制的に少しでも良いので受験勉強を始める必要があるのです。
どうせやらなければいけないなら早めに行動した方が良いのです。
「やらなければいけない事を先送りにした」
経験が誰しもあると思いますが、その結果はどうでしたか?
ほとんどが、悪い結果になったと思います。
(3) 受験勉強を「先送り」しないための考え方
今現段階で、
「志望校が決まっている」
ないしは、
「志望校は決まっていないけれども大学受験を視野に入れている」人は、
3年生になってから受験勉強を始めるよりも、今から部活動をしながら、少しでも良いので受験勉強を始める必要があります。
周りの友達が受験勉強をしなければとバタバタ焦っていているのを見る一方で、自分自身で受験勉強を継続する仕方を確立させておけば、細かい隙間時間を見つけながら受験勉強を継続していけます。
なので受験勉強の開始は、
「志望校が決まった瞬間」
ないしは
「大学受験を視野に入れた瞬間」
がタイミングとなります。
恐らくこの記事を見ているのは高校生が大半だと思いますが、この記事を見た瞬間が開始の決意を持つ絶好の機会です。今から勉強を進めていきましょう。
以上です。