はい、どうもです。
この記事を見たということは、少なくとも、
「暗記苦手だなぁ」
「なかなか物事を覚える事って出来ないんだよなぁ」
「なんか集中できないんだよね」
という思いを少なくとも持っている高校生や、浪人生、また資格試験者などだと思います。
この記事が何かの助けになればなと思います。今回は「暗記」についての話になります。
英語・古典・世界史や日本史などの社会科目から、数学などを勉強するにあたって、まず大事になってくるのはこの「暗記」です。
まずは「暗記」をすることについて前提としてあることと、暗記をするコツ・仕方などを説明していこうと思います。
(1) そもそもの前提は「脳は基本的になまけもの」
暗記するために何が必要かというと、まずは「反復作業」になってきます。この反復作業は何回も何回も繰り返す動作にあります。
なぜなら、脳は基本的に怠け者だからです。
脳が1回見ただけの情報=必要のない情報と認識してしまうため記憶に残らず、すぐに忘れ去られてしまいます。
この脳の「すぐ忘れる」という機能については、「嫌な記憶をすぐに忘れることが出来る」というメリットはありますが、「大量の暗記を必要とする場面」においてはデメリットにもなります。
確かにそうなんですよね。
苦しい事や嫌なことをずっと頭の中に入れておくのって、それだけで不幸せになりますからね。
なので、これは脳の機能上の問題なのだという理解をしてください。
この前提を理解することが出来れば
「よし、1回の勉強ですべてを理解するぞ」
と意気込むことがいかに無駄で、のちの自分自身を苦しめることになるかというのが分かると思います。
もちろん「1回の勉強ですべて覚えきる」という気合・心構えは大事ですが、1回では覚えることはできませんので、何回も何回も反復しなければいけないという前提に立って勉強を進めていくようにしましょう。
(2) 暗記のコツとは?
→結局「喋り倒す」ことが重要
脳にこれは必要な情報だと思い込ませるためには、(1)でも書いたように「反復作業」を行っていくことが重要です。
脳もさすがに10回20回と同じ情報を与えられ続けたら、さすがに覚えなければいけないとなるので、その段階で暗記が出来たとなります。
その「反復作業」をしている時の方法が大事となってきます。
暗記をするときにどうやって勉強しているかを考えていただければと思います。
基本的に勉強の仕方というのは
①書いて覚える
②聞いて覚える
③喋って(読んで)覚える
だいたいこの3つに分類されると思います。
基本的にオススメしている勉強法は③の喋って覚える、です。逆に効率の悪い勉強法は、「書いて覚える」です。
(3) 「喋って覚える」>「書いて覚える」のワケとは?
暗記をする例として、英単語を挙げたいと思います。
例えば、「significant:重要な」という英単語と日本語の意味を覚えるとします。
書いて覚えるとなると
significant 重要な
significant 重要な
significant 重要な...
と何回も書くことになります。
例えば、これを5回書いたとしましょう。
1回やってみて欲しいのですが、喋って暗記をすれば、書いたのと同じ時間で10回読むことが出来ます。
先ほどの(1)で書いた前提に基づくなら、暗記するためには何回も反復する必要があります。同じ時間で勉強するなら「喋って勉強する」ほうが効率が良いということです。
「書いて覚えないと、実際の試験でも書けないじゃないですか?」
と思われる人も多いと思いますが、何回も同じ文字を見て脳の中に刷り込めば、その単語をスキャンして文字として認識するため、「その言葉が書けないです」という状況は無くなります。
なので、どんどん喋り倒して勉強を行っていきましょう。
暗記の前提とコツは以上です。