- (1) 「何時間勉強したか?」ではなく「出来る時間はすべて勉強する」という考えを持つこと
- (2) そもそも勉強時間ってどのくらい必要なん?
- (3) 必要な勉強時間は人によって異なってくるという現実
- (4) 結果に直結していない内容を他人と比較しても無意味
はい、どうもです。
さて、本日の内容は「勉強時間」についてです。
「1日にどれくらいの時間勉強をすればよいのか?」と多く質問を頂きます。
それだけ、1日に大体どれくらい勉強すれば良いか分からない人が非常に多いのだと感じます。
なので結論付けていきたいと思います。
(1) 「何時間勉強したか?」ではなく「出来る時間はすべて勉強する」という考えを持つこと
以下(2)~(4)まで続きますが、前提となるのはこの(1)の「できる時間は全て勉強に費やすこと」です。
なので、最低でも何時間は勉強すると決めて必ず行うようにして下さい。
これは「何時間勉強したか?」を気にする以前に、「そもそもこれくらいの勉強時間を確保して、最低限この時間は勉強しなければいけない」という事に焦点を当てる考え方です。
「今日は10時間も勉強したぞー」ではなく、「あー10時間勉強するのって当たり前だよね。最低限だよ。この時間内でできる勉強量を増やそうよ」という考え方になることが大切です。
なので、勉強できる時間はすべて勉強に費やして、「勉強量」であるとか、「点数」に重きを置いてください。そのうえで、いろいろと書いていきます。
(2) そもそも勉強時間ってどのくらい必要なん?
結論だけ申し上げますと、どのくらいの勉強時間が必要なのかは、「人により異なる」という事です。答えになっているかどうかは分かりませんが、「自分が必要だと思う勉強量分だけ時間をかけて勉強をする」それが自分に合った勉強時間です。
また、質問内容を言い換えると、
・どのくらいの時間をかけて勉強すれば合格できるのか?
・どのくらい勉強すれば学校の成績が上がるのか?
・参考書や問題集はどのくらい回数をやればいいのか?
上記のような疑問を持つ受験生は非常に多いと思いますが、その疑問に対する決定的な回答もここにはあります。
結論からいえば、
「自分の成績を上げるのに必要な時間だけ勉強しなさい」
という事です。
(3) 必要な勉強時間は人によって異なってくるという現実
必要となってくる勉強時間は、人によって違ってきます。
例えば、ある参考書を使って勉強をしようとなった時に結果が同じ勉強量になったと仮定しても1時間で済むことが出来る人もいれば、2時間も3時間もかかる人も場合もあるという事です。
勉強にも向き不向き、得意不得意というものがあります。勉強する習慣がついていれば、上手にできることもありますし、今まで勉強をしてこなかったり、習慣がついていなかったりするとうまくできない事もあります。
人間の能力も色々あります。
受験生全員が同じ能力を持っているわけではありませんし、また、同じ環境で同じ能力を発揮できるというものでもありません。
様々な種類の人間がいるように、能力もいろいろです。
なので、そもそも必要な勉強時間は人によって異なるという事になります。
(4) 結果に直結していない内容を他人と比較しても無意味
「今日〇〇時間勉強しました~」
模試の点数や偏差値、勉強した範囲や量を他の受験生と比べるのはまだいいとして、(これも場合によっては不毛ではあるが)特に勉強時間を他人と比較するのは、あまり意味のあることではありません。
他の受験生と競争するのは点数や偏差値、勉強量であって、勉強時間そのものではありません。
勉強は、自分に必要なだけ勉強をする必要があります。他の受験生が2時間勉強するから、自分も2時間やるというものではないのです。
なぜなら先ほどお伝えしているように、同じ勉強をするのにも、かかる時間は人によってそれぞれ異なってくるからです。
「参考書をどれくらい進めたら良いか?」も同じです。必要な時間は、人それぞれで違ってきます。
重要なことは、
・その科目が出来るようになるまでやる。
・その内容が分かるまでやる。
この事だけです。
人の2倍の時間をかけたとしても、合格すれば結果は同じです。他人の2倍の時間がかかったとしても、一冊の参考書を完璧に仕上げれば、試験では同じような点が取れるのです。
以上(1)~(4)のことを頭に入れて、勉強を続けていきましょう。