はい、どうもです。
勉強でも部活動でも、なんでもそうだと思うのですが、物事は「日々の積み重ね」が大事です。今回はそんな話です。
(1) なんでもそうだが、「日々の積み重ね」が大事
今回は分かりやすく受験勉強を例にします。
そもそも前提として成績を上げるためには、勉強をしなければいけません。
「基礎知識を大量に暗記」をして、
「それを使いこなすようにすること」で
点数に結び付き、成績が上がっていきます。
なので勉強することにおいて大切なのは、「日々の努力の積み重ね」となります。
大量の暗記など単調な勉強に、粘り強く耐えることが出来るかどうか、毎日の努力が、最後にはものをいいます。
「ものすごく勉強をしたい!!」と燃えている人もなかにはいますが、中学や高校の段階で、勉強が何よりも好きだと言う人は、割合からいうとものすごく少数派だと思います。(ちなみに私は多数派、つまり勉強はあまり好きではなかったです。)
勉強については、
・やらなくて済むものなら、やりたくない。
・避けて通れるものなら、避けて通りたい。
これが全国のほとんどの高校生や受験生にとっての正直な感想であり、本音でしょう。
また、
・中間テスト、期末テストがあるから勉強する。
・大学入学試験のために勉強をする。
ほとんどの場合において、これが勉強の真実ではないでしょうか。
私自身、大学受験において本当に勉強をしたのは、浪人生という身分になってから猛勉強をしたと思っていますが、なかば「勉強をしなければいけない」という必要に迫られてやっていたという側面があります。
勉強する必要に迫られたからやった。
今思えば、本来ならあそこまで勉強をしなくても良かったはずなのに、ものすごく勉強できる浪人生の人がいたので、自分もその人達に負けないように、いや、勝てるように一生懸命勉強していたと思います。
(2) 人間に備わっている「本質」と戦うために
人間の本質というのは、「怠惰」と「勤勉」が一緒に存在しています。
そして、人間の本能に従って行動している場合は、ほとんどの場合は「怠惰」が勝ってしまいます。
なぜなら、怠惰な方が楽ですし、人間に備わっている生存戦略にも関わってくるからです。
楽だから怠惰な方へ流れる。
人にもよると思いますが、これで一生を終えられるなら、こんなに楽しく、楽なことはありません。
しかし、ここで考えなければいけない事があります。
人間として生きていく以上、ここに「競争」が入り込んできます。
つまり
「強いものが勝つ、優れたものが優位に立つ」
ということです。
人間は「集団を好む」生きものですが、(「群れる」「集団行動」と言ったりしますが、
基本的には集団で行動することで人間は繁栄してきたという歴史があります)それと同時に、「闘争本能」もあります。
集団の一員でありたいと望む半面、その集団のなかで自分自身の優位性を望む一面もあるのです。
こうなると、どうしても出てきてしまうのが、先ほど述べた競争の原理なのです。
他の人(今回なら受験生)より上に行こうとする気持ちと言い換える事もできます。
(3) 最後に
今回は受験を例にとりましたが、勉強することは、めちゃくちゃ勉強すれば分かることですが、かなり単調で退屈なものです。
ですが、この退屈さや単調さに耐えて、少しずつでも前に進もう、点数を上げようと努力しなければ、他人(つまり今回なら受験生)との競争に勝ち目はありません。
いわゆる「勉強の出来る生徒」とか、「成績の良い生徒」というのは、こういった勉強に耐えることが出来るという事です。
勉強が習慣になっている人たちということもできるでしょう。
何事にもそうなのですが、毎日コツコツと努力を重ねる人には勝てません。
自分で決めた目標に向けて努力を続けることが出来る、自己に対して厳しく接することが可能になった人に成功への道が見えてくるといえます。
高校生だけでなく、大学生、いや自分のような社会人にも言えることですが、勉強は必要必須のものといえるでしょう。
以上です。