はい、どうもです。
4月に入って、もう4ヵ月が経とうとしています。
さて、今回は「浪人生の生活ってどんな感じなん?」という内容になっています。
ぜひご覧いただければと思います。
以下に書く内容は、自分自身の浪人時代の大学受験の経験談です。
かつて浪人生だった人の話を聞く機会はなかなか無いと思うので、改めて振り返っていきたいと思います。それでは、いきましょう。
(1) 「浪人」の決意
浪人を決意した人に言いたいことなのですが、自分自身で浪人を決意したら「その日」からもう「浪人生」という立場になります。
遊んでいる時間はありません。
決意をしたその日から受験勉強を開始する事です。
私自身、浪人生という立場をわきまえずに4月、5月はほとんど勉強せずにぶらぶらしてました。こうはならないように。浪人生としての時間は長いようで短いです。あっという間に来ます。
(2) 生活リズムを定着させるために考えたこと
①なんでも「可視化」することを心がける
6月から浪人生として真剣にバリバリと勉強を行ったわけですが、がむしゃらにやっていたというよりは割と「戦略的に」勉強をしていたように思います。
まず考えたのは、
「1日のうちどれくらいの時間を受験勉強に充てることが出来るか?」
これを考えていました。
今考えればおかしなことではあるのですが、私は学費を稼ぐために、週3~4日、昼間に飲食店でアルバイトをしていたので、自然と勉強に費やす時間は限られてくるという状況でした。
なので、まず考えたのは勉強に費やす時間の設定でした。
私たち人間には1日24時間という時間が与えられていますが、この時間内でどれだけの時間を勉強に費やすことが出来るかを表にして、可視化していました。
私たち人間にとって最低限必要な事を削って、残りの時間を勉強に費やすことにしました。例えば、
・睡眠時間:7時間
・朝昼晩ご飯:3時間
・サニタリー、休憩:2時間
・バイトがある日は:5時間
・合計:12時間(バイトの日は7時間)
甘めに見積もって、大体バイトがある日で7時間、バイトが無い日は12時間勉強に費やすことが出来ると分かりました。
なのであとは何を勉強するか?これに焦点を当てました。
(3) 勉強の習慣を定着させる
私の浪人時代の1日の大体の流れは以下の通りとなっていました。(私立文型向けの勉強時間のサイクルです。)
6:30 起床
7:00 英単語・英熟語の暗記
9:00 朝食
10:30 英語長文音読復習
11:30 英文法構文暗記
13:00 昼食
14:30 世界史の暗記
18:00 晩御飯
19:30 過去の英語長文音読復習
20:30 古典関連の勉強(or現代文の場合もあり)
22:00 風呂
22:30 世界史暗記
23:30 寝る
以上の時間設定はアルバイトが無い日と塾の授業が無いことを想定しての計画となっています。
塾の授業自体は週2回しかなかったですが、この復習と暗記作業が結構大変でした。
アルバイトがある日はだいたい5時間くらい削られるので、その日は英語を重点的に勉強しましたし、授業がある日は授業時間の2時間+復習に30分くらい取るので、古典の勉強を削ったりしていました。
9月までは、ほぼ毎日この習慣を崩さずに勉強を行って、10月からは赤本(過去問)をする必要があったので、出来ている勉強から時間を削って赤本を解いていきました。
この「勉強の習慣を定着させる」時に役に立ったのが、「記録を付ける」という事です。
なぜ浪人時代に、
「どのような勉強を」
「どのようなサイクルで」
回していたかが今も分かるのは、毎日自分が勉強した内容を記録していたからです。
自分で勉強をしていると思っていても、記録を付けて可視化することで1日の勉強に対しての反省をすることが出来ます。
1日1日があっという間に過ぎるので、浪人生については、必ず勉強を記録するようにしましょう。
(4) 最後に
これは受験生の皆さんに共通することでもあるのですが、いきなり勉強の習慣をつけたり、いきなり勉強時間を大幅に増やすことはできません。
最初は意識して習慣づけや勉強時間を刷り込ませる必要があります。
浪人生に対しては、この浪人生の1年間は長いと思いますが、本当にあっという間に終わります。
なので自分に妥協をせず、徹底的に勉強を行っていきましょう。
以上です。