【大学受験】目標設定はとても大切だが、同時に「怖さ」もある【それ以外の人生の選択肢】

はい、どうもです。

 

さて、今回の内容は「目標設定の重要性とその怖さ」についてです。

 

受験にしろ部活動にしろ何かしらの目標を立てて、その目標に向かって努力をしていくと思うのですが、その時に重要なことをお伝えします。

 

今回は仕事柄高校生や浪人生に向けて記事を書いていきますが、受験以外にも通用する考え方だと思います。

 

 

 

 

(1) まず大事なのは「時間は有限」だということ

今この記事を見ている人が高校1年生であれば約2年後、高校2年生であれば1年後には受験生になります。また高校3年生、また浪人生は約半年後には大学共通試験から始まって、私立入試、国公立大学の2次試験へと移っていきます。

 

「第一志望校へ合格するんだ」

 

という目標を設定してそこに向かって努力を積み重ねる必要があります。

 

 

ここで考えなければいけない事は、「時間」です。

 


先程受験生になるまでの年数を書きましたが、はっきり言うと、受験シーズンは「あっという間に」来ます。たとえ高校1年生や2年生であってもです。

 

 

まだまだ先は長そうですが、毎年大体の受験生が「もっと早く勉強をしておけばよかった」と後悔している場面を自分自身さんざん見てきました。

 

 

という事は、高校1年生であれば2年後、高校2年生であれば、1年後に受験生になるというこの「2年」や「1年」ってものすごく短く、貴重だと感じませんか?

 

「もっと早くに勉強していればよかった」と後悔している受験生にとって、いま高校1年生や2年生が持っている時間は、喉から手が出るほど欲しい時間だと思います。

 

 

それくらい時間は貴重なのです。

 


そうです。「残された時間は少なく、また有限」なのです。

 

まさに「明日やろう」は「バカやろう」なのです。

 

なので今の高校1年生と2年生の受験勉強の開始は「志望校が決まった瞬間」ないしは
「大学受験を視野に入れた瞬間」がベストタイミングとなります。

 

次にその時間で達成する「目標」について書いていきます。

 

 

 

 

(2) 目標設定の「怖さ」

さきほど(1)では高校生にとって「時間は有限」であり、その時間は非常に短いという話をしました。

 

次にその「目標」の性質についてですが、自分自身が掲げる目標というのは2つに分けることが出来ると思います。それは、

①自分にできそうな目標

②自分が本当になりたい目標

 

この2つです。

 

 

①の自分にできそうな目標というのはある程度予測ができる目標です。問題は②の自分が本当になりたい目標です。

 

「大学受験で第一志望校に合格したい」という目標は、この②の「自分が本当になりたい目標」に分類されると思います。

 

 

そうなると考えなければいけない事は、②の目標を達成するためには、「とても時間がかかる」という事です。

 

「志望校」というのは、『「今」現段階ではその大学へ合格することは難しいかもしれないが、「有限である時間」を使って将来合格するために一生懸命勉強して行く大学」』というニュアンスが含まれている場合が多いです。

 

そもそもこのニュアンスが含まれていない場合は、志望校とは言わないかなと思います。

 

だとするとここで考えなければいけない事は「その目標達成のためには、いろいろな可能性を消し去らなければいけない」という事です。

 

 

特に自分の実力と志望校の差が大きい人ほど、色々な可能性を消し去る必要があるでしょう。

 

なぜなら、「本当に自分がなりたい目標」を達成しようとすれば、有限である時間の多くを目標達成のために投じる必要があるからです。

 

 

ここに目標設定の怖さがあります。

 

 

 

つまり目標を立てた時点で、その目標以外の可能性を狭めることになります。

 

なぜかというと、何回も言うように高校生が使うことが出来る「時間は有限」だからです。

 

これを経済学の用語で「トレードオフ」と言います。聞いたことがあるかもしれませんが、簡単に言えば「何かを手に入れるには、何かを捨てなければいけない」という事です。

 

選択肢は無限にあります。ですが時間は有限です。なのでどれかを選んで、そこに向かって努力をし続けなければどの目標も達成することが出来ません。

 

 

 

 

(3) 最後に

目標を設定することはものすごく大事ですが、それと同時にとても怖いことでもあるというのが分かったでしょうか?

 

とはいっても、目標を決めたらあとはどれだけの時間を投下することが出来るか?だと思います。

 

 

以上です。