はい、どうもです。
さて、今回の内容は、「結果が出る時、出た時のメンタル・考え方」です。
勉強にしろ、部活動にしろ、なんでもそうだと思うのですが、何か物事を進めている時に
「ぼちぼち結果が出始めたなー」
であるとか
「いやー、まだまだやなー」
だと思っている人もいると思います。
ですので結果を出すためのメンタル・考え方とは何かをお伝えしようと思います。
(1) 結果を出すためのメンタル・考え方とは?
世間一般的には、まず「目標」を立てて、その高い目標に向かって一生懸命努力することが結果を出す方法であると言われています。
この考え方は、確かに一理あります。
当たり前ですが、何かを成し遂げるためには、上記のように目標を立てて、その目標に向かって努力をすることが必要最低限必要になってきます。
ですが、勉強でも部活動でもなんでもそうなのですが、自分自身があらかじめ設定した目標に対して、最初から狙った結果を出すのはめちゃくちゃ難しいと思います。
勉強であれば、志望校になると思います。
○○大学に行きたいという目標です。
部活動でいえば、自分が出場したい大会のランクであったり、成績であったりするかなと思います。
仕事であれば恐らくノルマであったりするかなと思います。
いきなり狙った結果を出すのは非常に難しいですが、この結果を出すことに対して、結果が出る時の共通のメンタル・考え方があります。
それは、
『なんとなくいけそうだな』
『俺、私、このままいけるかも』
という感覚を自分自身で感じ取ることが出来るかどうかです。
(2) 「なんとなくいけそうだな」「いけるかも」という感覚
上記(1)でも書いたように、高い目標を立てて努力することは大事です。
ですが、より大事なのは「なんとなくいけそうだな」と以前の自分より成長、向上したことを感じ取ることが出来るかどうかです。
前まで出来なかったことが、出来るようになったタイミングで「あれ、なんとなくいけそうちゃう?」と気づくことが出来るか?
と言い換えることもあります。
私自身の大学受験の例で説明しようと思います。
浪人生時代、私自身もほぼ1から受験勉強をスタートしました。浪人生になったので、塾に通うことになりました。その塾では自分の成績が毎週ランキングで出てきていました。
とりあえずテストと名の付くものはランキングが出ていたような気がします。毎週点数として可視化して、順位付けがされていました。
この「点数」や「順位」においては、浪人を決めて入塾した直後、つまり4月から
だいたい2ヶ月間くらいは、自分自身なかなか点数を上げることが出来ませんでした。
だた6月に入って、毎回のテストで徐々にではありますが、点数や順位が上がってきた瞬間がありました。その時に自分自身の心の中で、
「あれ、前まで全然点数が上がらなかったけど少しずつやけど点数と順位上がってきたぞ」
と気づくことが出来ました。
ここで気づいた、いや、気付けたことによって
「俺いけそうじゃないか?」
という感覚になり、勉強も進めていくことによって、成績も上がっていって、11月の模試でも高い偏差値を取ることが出来て、結果的に2月、第一志望校に合格することが出来ました。
大学に入って陸上競技をしていた時も、練習の感覚で「このメニューがこなすことが出来たからベスト出るかな?いけるかな?」と思ったりした時には意外と自己ベストを更新することが出来た場合が多かったです。
(3) 大事なこと
少し結果が出たタイミングで、「いけるかも」という感覚が出来たので、ここから一気に調子に乗って、調子を上げていって目標であった第一志望校へ合格することが出来たと(2)でお伝えいたしました。
ここで大事なことは「なんかいけるかもしれない」という感覚をできるだけ早い段階で感じ取ることが出来るかどうかです。
逆に考えると、結果が出ない人というのは、自分が少しでも成長、向上している感覚を感じ取ることが出来ない人、であると言い換えることが出来ます。
仕事や勉強、部活動など何でもよいのですが、何かに取り組んでいる以上、結果として目に見えていなくても確実に成長することはできていると思います。
ここで大事なのは他者からの評価などの「外部要因」ではなく、自分自身がどうなったのかという「内部要因」です。
一番下、または底辺からでも少しでも「成績」「順位」が上がったとなれば、「成長した・向上した」感覚をつかんで大事にして、さらにやる気を上げていきましょう。
以上です。